手刺繍 / アンディジャンの詩・植物文 / ウズベキスタン(年代不詳)
¥19,800
「思い出のために、マリカからケンジャへ。
アンディジャンの色とりどりの花々で花束を作りました。
私の愛しいあなたへ。
一束の花束を捧げます。」
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ウズベキスタン東部、フェルガナ盆地の古都アンディジャン。
古くから花々の美しさで知られるその街の情景を、
そのまま布に写し取ったような瑞々しい刺繍布です。
画面を彩る鮮やかな花々と蝶。
その裾には、贈る相手への情熱的な詩がキリル文字のウズベク語で綴られています。
「思い出のために、マリカからケンジャへ。
アンディジャンの色とりどりの花々で花束を作りました。
私の愛しいあなたへ。
一束の花束を捧げます。」
マリカという名前の女性が、大切なケンジャ(愛しい人、または末っ子の意味)のために
アンディジャンの花々を針と糸で再現した一枚。
「私の心(魂)から(Jonimdan)」という言葉が選ばれており、
これは単なる装飾ではない、深い愛情の証です。
ソ連統治下という歴史のうねりの中で、言葉を奪われ、
文化が変容しても、アンディジャンの女性たちが守り抜いた
「花を愛で、人を想う」という誇り。
一針ずつ、大切な人、または家族への想いの丈を込めて縫い上げられたこの枯れない花束は、
飾る場所を明るい愛で満たしてくれます。
忙しい日々の中でも、ふと目に入るたびに、
少し気持ちがゆるむような存在になりますように。
◾️コンディションについて
時を経て少し褪せた地布の風合いは、中央アジアの乾いた風や、
代々受け継がれてきた時間の重みを感じさせます。
半世紀近い時を経たヴィンテージ品のため、シミや経年による
風合いの変化が見られます。
それも時間の積層だと、感じていただけましたら幸いです。
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◾️飾り方の提案
タペストリーとしてシンプルな白い壁に飾るだけで絵になります。
額装すれば、歴史的資料としての品格も感じさせられます。
布自体は薄いので、カーテンとしてのご使用も可能です。
◾️サイズ
長さ:78cm
幅:115cm









